2010/9/21:退職した会社をイニシャル表記に変更しました
2010年2月末をもって5年6ヶ月勤めたY社を退職しました。
新規事業の企画職としてY入社後、中小企業向けサービス分野ではドメインやレンタルサーバー事業を、デジタルホーム分野ではテレビ向けの検索やフォトアルバムの新設、メディア分野では動画サービス立ち上げなど、他をもって代え難い貴重な経験をさせていただきました。
これまでの会社員生活と、これから経営者として歩んでいくにあたり、会社や組織について現時点での自分の考えを書いてみます。
【会社員として手がけた仕事は、会社の成果】
私はY社にて新規事業の企画&プロデュースを業務として担当していました。
会社としての信頼、人材、資金、サービスローンチ後の誘導など、自ら創業したら手に入れるまでに多大な労力を必要とするものを会社から提供してもらい事業を推進できることは、非常に恵まれていたと思います。
この恩恵を考えると、会社員として手がけた仕事は、例え当事者がどんなに頑張ったとしても、会社の成果であることは疑いようがありません。
【会社の求める仕事=自分の求める仕事→自己実現】
また、私が新卒で就職活動をしていた頃は、”仕事で自己実現する”という言葉を使って就職活動をしていました。会社の求める仕事=会社に利益を上げること=自分の求めている仕事である状態は、従業員と会社、双方がHappyな状態ですので、そのような状態を上手に設定し続ける会社は伸びていくんだなと思います。
では、そのような状態を経営者はどのように設定するのか?
人事制度や経営理念を浸透させていくとか色々あるうちの1つが組織作りだと思います。
【組織は個人の役割分担】
組織は個人で構成され、個人個人が役割分担して機能します。
適材適所、個人個人の特性にあった組織とすることで、上記のような会社と従業員の求めることが一致する状態を作り出さなければなりません。
【プロフェッショナルマインドを持った人と働きたい】
私の経験を思い返すと、自分の役割をキチンとこなし、組織の目標を共有できるチームメンバーと仕事ができることは大きな喜びでした。逆に、自分の役割から逃げて、事業環境や上司の判断やメンバーの力量などのせいにしては、楽しく仕事ができなくなります。自分の役割を認識し職務を全うしようとする人=プロフェッショナルマインドを持った人で組織を構成できるよう、一緒に働く人を選ぶ際には慎重にやっていきたいと思います。
【最後に】
私は会社員として自分のやりたいことをやらせてもらえたし、プロフェッショナルマインドを持った仲間にも恵まれて非常に有意義な会社員生活でした。
このような場を与えてくださった会社=経営陣や上司の方々に深く感謝していますし、これからは自分もそのような場を与えられる経営者になりたいと思います。
<<追記>>あれ、面白くもなんともない文章になってしまった。。。
いろいろと経験されてきたようすが、良く分かりました。
プロフェッショナルマインドというブログを持っており、この用語で検索して見つけました。プロとしてどういう気持ちで仕事に望むのか。貴重なご経験をどこかでもっとご紹介いただけるといいなあと思います。