2013/12/6 7:00日本経済新聞 電子版より
総務省は、NHKと在京民放キー5局に対し、午前7~深夜0時に放送される原則すべての番組に、17年までに字幕を付けるよう求めている。すでにNHK総合テレビは12年時点の進捗率が83.5%を達成。「現在は地方局にも字幕放送の設備とオペレーターを順次配置しており、全番組を字幕付きにすることを目指したい」(佐藤主任研究員)。年間の総放送時間に対する比率でも、NHK総合が67.9%なのに対し、在京キー5局は49.9%とNHKに一日の長がある。
これはモノスゴイことだ。
ガラポンTVで既に実現している「番組内テキスト検索(全録した番組の中の字幕を対象に検索して、該当箇所からピンポイント再生ができる)」が更に便利になる。
それに加えて、ガラポンTVのAPIを活用して字幕データを取得し、統計分析する3rdパーティーサービスがこれから勃興する。
これは「ふーん」って聞き流す話ではないと僕は思っている。
テレビ番組で取り扱われる内容とは世の中のトレンドそのもの。
そのトレンドを字幕というテキストデータとして3rdパーティーのシステムが取得し分析できるようになることで、様々なビジネスができるようになる。
番組表や字幕データと、世の中の統計情報を掛け合わせることで新たな価値を生むサービス
例1:「ふなっしー」の番組表&字幕での登場回数のグラフと、「ふなっしー」グッズの売り上げ曲線の近似度合いを分析。
一過性のブームの端緒から終焉までを分析できる。小売店のバイヤーはブームの終わりを予測して発注数量をコントロールできる。
例2:特定企業の主力製品のジャンル名や製品名と株価の相関分析サービス。「ミドリムシ」や「ユーグレナ」の
番組表や字幕データの出現回数とユーグレナ社の株価の相関分析。株価を先読みして投資ができる。
こういったサービスが容易に思いつく。
特に株価との相関などは是非ともチャレンジしたい内容だ。
そして、残念ながらココらへんを徹底的に掘り下げたり試行錯誤する時間が今の僕にはない。
そこで、もし、我こそはという方がいれば僕に連絡してください→(連絡フォーム)。
イケてる内容であれば支援します。
もちろん、ガラポンTVを購入して自分でチャレンジするのも大歓迎。
その場合は以下からどうぞ。
ガラポンTVの購入はコチラから。
http://garapon.tv
APIの利用申請はコチラから。
http://garapon.tv/developer
※ちなみに取得したデータを第三者に公開したりするのはダメですよ。
あくまでも私的に取得して私的に利用(分析)する形で。
ただし分析した結果としてのブームの終焉時期を予測したり、株価を予測したりするサービスはアリ。
それにしても、自分でガラポンTVという製品を作っておいて何だが、凄い時代になったものだ。