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放送ビジネスの枠組みからはみ出してしまったテクノロジー

YOMIURI ONLINE|読売新聞 にて「放送ビジネスの枠組みからはみ出してしまったテクノロジー」と題したコラム(ライター:千田利史氏)で「ガラポンTV」を「テレビのリテラシーを大きく変える可能性を秘めている」として、大々的に言及いただきました。僕らガラポンは、ガラポンTVが「突き抜けた」レベルへ到達するまで進化の手を一切緩めません。やります。やりきります。

YOMIURI ONLINE|読売新聞
「放送ビジネスの枠組みからはみ出してしまったテクノロジー」
http://www.yomiuri.co.jp/net/report/20130806-OYT8T00829.htm

時が経つのは早いもので最後にこのブログに投稿してから2年半経過していた。

時が経つのは早いもので最後にこのブログに投稿してから2年半経過していた。

幸いなことに、僕たちガラポンは、まだ死んでいない。

未だにブレずにテレビ視聴に革命を起こすべく奮闘中だ。

2年半前には真っ暗闇だった世界も、今では少しだけ明るくなってきたと感じることもある。
でも、まだ僕たちガラポンの旅は前途多難だ、気を引き締めてやりきりたい。

さて、今回はあやとりブログにガラポンTV創業の思い、そしてガラポンTVの利用実態調査結果を投稿させていただいたので、そちらを紹介したい。僕の思いを素直に表現したつもりだ。

すべてはテレビ番組をもっともっと視てほしいから。ガラポンがやってること。(保田歩)

縁あってあやとりブログ氏家さんにブログを書くチャンスをいただいた。
感謝。
新しい執筆者の登場!ガラポンTVの保田さんです(氏家夏彦)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

2010年3月に設立したガラポン株式会社は、皆様の支援のおかげで無事新年を迎えることができました。
ありがとうございました。

2011年はガラポン株式会社にとって勝負の年であり、飛躍の年にしたいと思っております。
特に7月のTVのアナログ停波という社会の大きな変化のタイミングで、ガラポンTVが1つの選択肢となれればと考えています。
そのために機能開発、生産、販売、事業提携、メディア業界への利益還付をしっかりとやっていく所存です。

私自身、経営者としての今年の抱負は”信じる”ということです。

経営陣は、石田:IT技術、余:ハードウェア技術、保田:企画という役割分担で、
お互いに相手の領域については”信じて”任せてやってきました。
(放任ではなく、口も出すし手も出すけど信じてる。)

今年は社員、協業パートナー、投資家等々、一緒に働く仲間が増える年です。
私は仲間を”信じて”やっていきます。
そのためにはお互いが「やると言ったことはやる。やらないと言ったことはやらない。」という自分の責任を全うすることが重要です。

そうやって仲間が一丸となって頑張れば、ガラポン社を信じて商品を購入してくれるお客様、
メデャア業界の皆様、投資家、協業パートナーなど社会の信頼に応えることができると信じています。

2011年もよろしくお願いします。

保田歩

ガラポンTVの登場で視聴率は下がるのか?

突然ですが、質問です。

ガラポンTVが使われるようになると、地デジテレビ番組の視聴率は下がるでしょうか?

皆様はどうお考えになりますか?

※ガラポンTVとは?
24時間30日間7チャンネル全てのテレビ番組(ワンセグ)を録画する宅内設置端末。録画した番組は、iphoneやipad、Android、PCなど”テレビ以外”の端末上で視聴する。

私の答えは、
「ガラポンTVが沢山使われるようになっても地デジ番組の視聴率は下がりません」です。
理由は「テレビ」というデバイスを使わないサービスだからです。

詳しく説明します。

地デジのテレビ番組の視聴率は
リアルタイムに
テレビというデバイスで
地デジのテレビ番組を視聴した世帯数/個人数から算出されています。

※ハードディスクレコーダーに録画した地デジのテレビ番組を視聴したり、
ワンセグ番組を視聴することは、現在のところ視聴率に換算されていません。

ここで考えてみたいのですが、
「テレビ」というデバイスを使ったサービスは、
リアルタイムにテレビ番組を見ることができなくなるという意味では、
視聴率を下げる要因になると思います。

・ハードディスクレコーダーに録画したテレビ番組をテレビで視聴する
・レンタルしたDVDの映画をテレビで視聴する
・テレビにゲーム機を繋いでゲームをする

テレビというデバイスを占有する行為は、
テレビでリアルタイムにテレビ番組を視聴する時間を奪うので、
視聴率が下がるのではないかと思うんです。

一方、ガラポンTVはテレビというデバイスではなく、スマートフォンやパソコンでテレビ番組を視聴します。
しかも画質はワンセグ画質です。

テレビの前に座って地デジの番組をリアルタイムで視聴するのとは、
時間や場所が全く異なるシチュエーションでテレビ番組を視聴します。

テレビを使ったサービスのイメージ
キーワード:家庭のリビングで、家族と一緒に、リラックスした姿勢で、作品に没入して、なんとなくつけている・・・
実サービス:リアルタイムのテレビ番組視聴、録画番組視聴、TVゲーム(Wii、PS3)

スマートフォン(携帯電話)を使ったサービスイメージ
キーワード:個人で、自分の部屋で、会社のデスクで、移動中に、ちょっとした隙間時間に・・・
実サービス:メール、モバイルゲーム、SNS、電子書籍

ガラポンTVは、人々がスマートフォン(携帯電話)を使っていたシチュエーションで使われるサービスです。

ガラポンTVを使って、通勤/通学中の電車内で昨夜のお笑い番組をiphoneで見たり、
会社のデスクで気になるニュースを検索して視聴したりすることこそがサービスの狙いです。

決して、
テレビというデバイスで地デジのテレビ番組を見ている時間を奪う(=視聴率を下げる)ようなものではありません。

むしろ、今までテレビ番組を見ていなかったシチューエションでテレビ番組を視聴するようになります。
ガラポンTVはテレビ番組の視聴者数や視聴時間を拡大させます(=実質的な視聴率を上げる)。

時々、あらぬ誤解を受けるので、ブログで表明しておこうと思いました。

色々な立場から、色々な考え方があると思いますので、皆様のご意見をお聞かせください。

空気を読まない

人は集団生活を営む上で空気を読んだほうが、スムーズに事が運びます。

ただし、空気を読みすぎると、集団内の論理だけで行動してしまい、外部から見た場合につまらない結果となります。

例えば、私は中学時代に野球をやっておりましたが、緊張すると手が汗っぽくなり、スウィングする際にバットがすっぽ抜けそうになるため、思い切ったプレーができないことがありました。本当はグローブをすれば良かったんですが、チームメイトの誰もグローブをしてなかったし、そこまでするのは格好悪い、なんて思ってました。
目的は”打つ”ことにあるのに、集団の空気を読んで、その結果、目的を達成できなかったんです。もちろん、今となってみれば、グローブをして思い切りスイングしてもっとヒットを打っていたほうが100倍楽しかったのに、と悔やんでいます。

このように、学校生活や会社員生活でも意識せずに”空気を読んだ”行動を取り、たくさんのつまらない結果を残してきてしまったように思います。

ウチの学校ではそんなことは誰も言わないよ
ウチの会社でそんなことをしたら何を言われるか分からない
ウチの会社の上層部は絶対分かってくれない
オレは下っ端だから、まだそんな事を言える立場じゃない

集団の空気を読むと、このような考えに陥ってしまいます。
でも、これは外部から見たら、とてもとても小さな世界でしか物事を捉えられていないということなんですよね。

では小さな世界から抜け出し、広い視野を身につけるにはどうしたら良いか?
学校や会社を変える=物理的に抜け出せればいいんですが、それはそうそう頻繁にできる話ではないですよね。
そこで私は”本を読むこと”をお奨めします。
本は他者の視点を得るにあたって非常に効率が良いので。
本で得た他者からの視点で常に自分の属する集団の方向性や空気感を眺めて、時には”空気を読まない”行動になろうとも、自分の行動を決定していくほうが、長期的に見て成功する確率が高いです。

このブログエントリーは、僕の大切な友人が仕事で苦労しているという話を聞いて考えたことを書いてみました。

仕事で鬱になってしまったり、学校でイジメに悩む人、そういう人達に「今いる集団や置かれた状況なんてものは外部から見たら非常に小さな世界の話だよ」と伝えたい。
辛かったら辞めていいんだよ。あまり無理すんな。
外の世界には君が活きる場所が沢山あるんだから。

仕事や学校で”これがしたい”とか”本当はこうすればもっといいのに”という考えがあっても言えなかったり行動できない人。確かに難しいよね。僕も分かります。
でも実は同じことを考えている人っているんだぜ、絶対。
集団は個人の集まりだから、仲間を見つけよう。1人では難しいことも仲間がいれば心強いよ。僕も仲間がいるから、こうやって起業までしてる。
人生は一度きり。悔いのないようにenjoyしよう。

退職後初投稿。会社や組織についての現時点での考え。

2010/9/21:退職した会社をイニシャル表記に変更しました

2010年2月末をもって5年6ヶ月勤めたY社を退職しました。

新規事業の企画職としてY入社後、中小企業向けサービス分野ではドメインやレンタルサーバー事業を、デジタルホーム分野ではテレビ向けの検索やフォトアルバムの新設、メディア分野では動画サービス立ち上げなど、他をもって代え難い貴重な経験をさせていただきました。

これまでの会社員生活と、これから経営者として歩んでいくにあたり、会社や組織について現時点での自分の考えを書いてみます。

【会社員として手がけた仕事は、会社の成果】
私はY社にて新規事業の企画&プロデュースを業務として担当していました。
会社としての信頼、人材、資金、サービスローンチ後の誘導など、自ら創業したら手に入れるまでに多大な労力を必要とするものを会社から提供してもらい事業を推進できることは、非常に恵まれていたと思います。
この恩恵を考えると、会社員として手がけた仕事は、例え当事者がどんなに頑張ったとしても、会社の成果であることは疑いようがありません。

【会社の求める仕事=自分の求める仕事→自己実現】
また、私が新卒で就職活動をしていた頃は、”仕事で自己実現する”という言葉を使って就職活動をしていました。会社の求める仕事=会社に利益を上げること=自分の求めている仕事である状態は、従業員と会社、双方がHappyな状態ですので、そのような状態を上手に設定し続ける会社は伸びていくんだなと思います。
では、そのような状態を経営者はどのように設定するのか?
人事制度や経営理念を浸透させていくとか色々あるうちの1つが組織作りだと思います。

【組織は個人の役割分担】
組織は個人で構成され、個人個人が役割分担して機能します。
適材適所、個人個人の特性にあった組織とすることで、上記のような会社と従業員の求めることが一致する状態を作り出さなければなりません。

【プロフェッショナルマインドを持った人と働きたい】
私の経験を思い返すと、自分の役割をキチンとこなし、組織の目標を共有できるチームメンバーと仕事ができることは大きな喜びでした。逆に、自分の役割から逃げて、事業環境や上司の判断やメンバーの力量などのせいにしては、楽しく仕事ができなくなります。自分の役割を認識し職務を全うしようとする人=プロフェッショナルマインドを持った人で組織を構成できるよう、一緒に働く人を選ぶ際には慎重にやっていきたいと思います。

【最後に】
私は会社員として自分のやりたいことをやらせてもらえたし、プロフェッショナルマインドを持った仲間にも恵まれて非常に有意義な会社員生活でした。
このような場を与えてくださった会社=経営陣や上司の方々に深く感謝していますし、これからは自分もそのような場を与えられる経営者になりたいと思います。

<<追記>>あれ、面白くもなんともない文章になってしまった。。。

誰かの意見の翻訳や要約ではなく、自分の意見を。志を。

前回のブログ更新から3日経った。

定期的に、しかもこうやって公にブログを公開することに慣れてなくて、構えてしまったいた。実は新製品のパブリシティ面で役に立つとか、ガラポン株式会社の社長に親近感をもってもらえればビジネスに有利とか、色々、画策しすぎて、身構えてしまっていたように思う。

実は前回のエントリ近辺で、海外のインターネットビシネスを紹介したり、国内の気になるビジネスの紹介を、当ブログでもどんどん取り上げていこうかな、なんて考えたりしてた。

でも、それは時間が経つにつれ風化していく類のものだ。

・パナソニックのLet’s Noteが流行した理由
・松下幸之助の”道をひらく”

どちらを当ブログで書いていくべきか。

私は後者のスタンスでブログを書いていきたい。
私の言葉で、現状の等身大の私の思いを、志を書いていきたい。

世の中の出来事を無視してブログを書くことは出来ないだろうし、もちろん、無視するつもりもないが、その世の中の出来事の要約や翻訳をするのではなく、むしろそれは評論家や報道屋にまかせて、私自身の視座を述べることに力を入れていきたいと思う。

ブログ始めます

なかなか日記が続くタイプではないんで続けられるか不安なんですが、脱サラ→起業と人生の舵を大きく切った私の心境の変化を、この場に残しておくのも悪くないかなと思いました。

ちなみにガラポン株式会社の公式見解ではなく、私の個人的な見解ですのでご了承くださいませ。