Category Archives: 通信・放送・家電業界

「テレビ見ないアピール」から「テレビに対して冷めている」時代へ

「最近テレビ見てますか?」と質問されたらアナタはどう思うだろうか?
僕が質問する対象者では「いやー最近ほんと見なくなったなぁ」という回答を受け取ることが多い。
というかほぼ100%だ。

いつの間にか「僕はテレビをよく見ていてテレビが好きです」なんていうと、「馬鹿で暇人だ」なんて思われちゃいそうなほど、テレビに対してネガティブな世の中である。

「テレビ見ないアピール」も現代社会においては、もう「アピール」とかでなく「本当に見ていない」=事実を言っているというレベルだ。

では「なんでテレビ見ないんですか?」という質問はどうだろう?
僕が質問したとすれば、質問対象者は僕の職業を皆知っているので口を濁すだろうが、まぁ概ね「もうあんまりテレビに興味ない」というところだろう。

「テレビに対し冷めている」
昔、学生時代の狭い交友関係の中では大好きだった彼女が、社会に出たら途端に野暮ったく感じるように。

まだ「テレビ見ていないアピール」が大衆とは一線を画す差別化要素だったような頃はやりやすかった。
主張の背景にあるのは「テレビを見ている時間なんてない、忙しい俺」、「一般向けの解説レベルには満足しない、優秀な俺」、「テレビは偏向報道や自主規制で面白くない、情報読解能力が高い俺」など、なにかのアピール=自己承認欲求を感じることができた。
なので、「テレビ見ないアピール」をする人の理由を分解して、それぞれに解決策を提示することがテレビ番組の視聴者を増やし、ひいてはテレビ番組を相対的に面白くする手段だと考えていました。
例えばこんな感じ。

■多忙アピール層
彼らの主張:テレビを見る行為は、時間と場所の制約が強く忙しい自分には無理だ。

>ガラポンTVなら全番組が自動で録画されていて、いつでもどこでもスマホやPCで視聴できる。
つまり、どんなに多忙でも視聴できる。というか多忙じゃない人はガラポンTV不要でしょ。

■優秀アピール層
彼らの主張:テレビを見る行為は、投下時間に対する見返り(得られる情報量、質)が一般向けなので低過ぎて非効率だ。
彼らの主張:テレビ番組は面白くない。

>>確かにリアルタイムで垂れ流し視聴していて自分の興味のある番組に当たる確率は低い。テレビ番組表で番組を探して録画して視聴しても大して面白くない番組も多い。
なぜか?それは結局のところ自分の趣味関心にテレビ番組が合致していないからだ。
解決策は検索とソーシャルクチコミ。
ガラポンTVの検索は、全番組録画した膨大な番組の中身を目的のキーワードで字幕検索して頭出し再生することで、自分の興味に合致した番組内の特定の部分を探し当て視聴することができる。
ソーシャルクチコミは、今やインターネットの世界で当たり前のように何かを探す時に参考にするクチコミをテレビ番組にも適用するものだ。レストランや本を選ぶ時、必ず食べログやAmazonのレビューを参考にする。
なぜ参考にするか?サービス提供者側の情報だけを読んでする選択よりも、他のユーザーの実際に利用した感想を参考にしたほうがベターな選択ができると分かっているからだ。
テレビ番組は「放送」という性質上、クチコミが溜まる=放送後には視聴できない。
ところがガラポンTVであれば全番組が自動で録画されているので、放送後にクチコミで評価の確立した自分に合った番組を確実に視聴できる。

しかし2016年末の現在ではアピールとかでなく「本当にテレビに興味がない」という事実を述べる人が増えていると日々感じる。
バズる内容が番組内にあれば、まとめサイトとかで画面をキャプチャ付きで掲載されているので実際の番組を見ずに見た気になれる。テレビ情報を一次ソースとして要点をまとめられているのでテレビ番組を見るよりも効率的だ。ドラマとかお笑いとか必ずしも要点まとめが適さないジャンルにおいても、どんな番組だって大抵ネットを丹念に検索すれば視聴できる。

テレビ受難の時代である。

しかし、僕が思うに今が底だとも思う。
やっぱり一次情報としてテレビには凄い価値があるし、そろそろネット上の情報だけを摂取する危うさを自覚し始める人が増えてくるんじゃないかなぁ。

TV2.0時代がやってきたYo!

時代はTV2.0に突入し始めた。
テレビ視聴が自由になる、テレビ自由革命とも言うべきTV2.0。

TV2.0を定義すると以下のようになる。

TV1.0とTV2.0の違い
視聴場所: 家の中 ⇒ どこでも
デバイス: テレビ受像機 ⇒ マルチデバイス
番組の発見: 番組表 ⇒ 口コミ
録画: 録画予約 ⇒ 全録
検索: 番組単位 ⇒ 場面単位
感情の共有: 家族 ⇒ SNS(twitter,2ch,etc)
番組への参加:電話/FAX ⇒ Twitter/スマホアプリ
メーカー: 一社囲い込み ⇒ オープンプラットフォーム

TVCM:リーチ ⇒ 共感

これはビジネスチャンスだ!!「2017年に原則全ての番組に字幕がつく」

2013/12/6 7:00日本経済新聞 電子版より
総務省は、NHKと在京民放キー5局に対し、午前7~深夜0時に放送される原則すべての番組に、17年までに字幕を付けるよう求めている。すでにNHK総合テレビは12年時点の進捗率が83.5%を達成。「現在は地方局にも字幕放送の設備とオペレーターを順次配置しており、全番組を字幕付きにすることを目指したい」(佐藤主任研究員)。年間の総放送時間に対する比率でも、NHK総合が67.9%なのに対し、在京キー5局は49.9%とNHKに一日の長がある。

これはモノスゴイことだ。

ガラポンTVで既に実現している「番組内テキスト検索(全録した番組の中の字幕を対象に検索して、該当箇所からピンポイント再生ができる)」が更に便利になる。

それに加えて、ガラポンTVのAPIを活用して字幕データを取得し、統計分析する3rdパーティーサービスがこれから勃興する。

これは「ふーん」って聞き流す話ではないと僕は思っている。

テレビ番組で取り扱われる内容とは世の中のトレンドそのもの。
そのトレンドを字幕というテキストデータとして3rdパーティーのシステムが取得し分析できるようになることで、様々なビジネスができるようになる。

番組表や字幕データと、世の中の統計情報を掛け合わせることで新たな価値を生むサービス
例1:「ふなっしー」の番組表&字幕での登場回数のグラフと、「ふなっしー」グッズの売り上げ曲線の近似度合いを分析。
一過性のブームの端緒から終焉までを分析できる。小売店のバイヤーはブームの終わりを予測して発注数量をコントロールできる。

例2:特定企業の主力製品のジャンル名や製品名と株価の相関分析サービス。「ミドリムシ」や「ユーグレナ」の
番組表や字幕データの出現回数とユーグレナ社の株価の相関分析。株価を先読みして投資ができる。

こういったサービスが容易に思いつく。
特に株価との相関などは是非ともチャレンジしたい内容だ。

そして、残念ながらココらへんを徹底的に掘り下げたり試行錯誤する時間が今の僕にはない。

そこで、もし、我こそはという方がいれば僕に連絡してください→(連絡フォーム)。
イケてる内容であれば支援します。

もちろん、ガラポンTVを購入して自分でチャレンジするのも大歓迎。
その場合は以下からどうぞ。

ガラポンTVの購入はコチラから。
http://garapon.tv

APIの利用申請はコチラから。
http://garapon.tv/developer

※ちなみに取得したデータを第三者に公開したりするのはダメですよ。
あくまでも私的に取得して私的に利用(分析)する形で。
ただし分析した結果としてのブームの終焉時期を予測したり、株価を予測したりするサービスはアリ。

それにしても、自分でガラポンTVという製品を作っておいて何だが、凄い時代になったものだ。

時が経つのは早いもので最後にこのブログに投稿してから2年半経過していた。

時が経つのは早いもので最後にこのブログに投稿してから2年半経過していた。

幸いなことに、僕たちガラポンは、まだ死んでいない。

未だにブレずにテレビ視聴に革命を起こすべく奮闘中だ。

2年半前には真っ暗闇だった世界も、今では少しだけ明るくなってきたと感じることもある。
でも、まだ僕たちガラポンの旅は前途多難だ、気を引き締めてやりきりたい。

さて、今回はあやとりブログにガラポンTV創業の思い、そしてガラポンTVの利用実態調査結果を投稿させていただいたので、そちらを紹介したい。僕の思いを素直に表現したつもりだ。

すべてはテレビ番組をもっともっと視てほしいから。ガラポンがやってること。(保田歩)

縁あってあやとりブログ氏家さんにブログを書くチャンスをいただいた。
感謝。
新しい執筆者の登場!ガラポンTVの保田さんです(氏家夏彦)

ガラポンTVの登場で視聴率は下がるのか?

突然ですが、質問です。

ガラポンTVが使われるようになると、地デジテレビ番組の視聴率は下がるでしょうか?

皆様はどうお考えになりますか?

※ガラポンTVとは?
24時間30日間7チャンネル全てのテレビ番組(ワンセグ)を録画する宅内設置端末。録画した番組は、iphoneやipad、Android、PCなど”テレビ以外”の端末上で視聴する。

私の答えは、
「ガラポンTVが沢山使われるようになっても地デジ番組の視聴率は下がりません」です。
理由は「テレビ」というデバイスを使わないサービスだからです。

詳しく説明します。

地デジのテレビ番組の視聴率は
リアルタイムに
テレビというデバイスで
地デジのテレビ番組を視聴した世帯数/個人数から算出されています。

※ハードディスクレコーダーに録画した地デジのテレビ番組を視聴したり、
ワンセグ番組を視聴することは、現在のところ視聴率に換算されていません。

ここで考えてみたいのですが、
「テレビ」というデバイスを使ったサービスは、
リアルタイムにテレビ番組を見ることができなくなるという意味では、
視聴率を下げる要因になると思います。

・ハードディスクレコーダーに録画したテレビ番組をテレビで視聴する
・レンタルしたDVDの映画をテレビで視聴する
・テレビにゲーム機を繋いでゲームをする

テレビというデバイスを占有する行為は、
テレビでリアルタイムにテレビ番組を視聴する時間を奪うので、
視聴率が下がるのではないかと思うんです。

一方、ガラポンTVはテレビというデバイスではなく、スマートフォンやパソコンでテレビ番組を視聴します。
しかも画質はワンセグ画質です。

テレビの前に座って地デジの番組をリアルタイムで視聴するのとは、
時間や場所が全く異なるシチュエーションでテレビ番組を視聴します。

テレビを使ったサービスのイメージ
キーワード:家庭のリビングで、家族と一緒に、リラックスした姿勢で、作品に没入して、なんとなくつけている・・・
実サービス:リアルタイムのテレビ番組視聴、録画番組視聴、TVゲーム(Wii、PS3)

スマートフォン(携帯電話)を使ったサービスイメージ
キーワード:個人で、自分の部屋で、会社のデスクで、移動中に、ちょっとした隙間時間に・・・
実サービス:メール、モバイルゲーム、SNS、電子書籍

ガラポンTVは、人々がスマートフォン(携帯電話)を使っていたシチュエーションで使われるサービスです。

ガラポンTVを使って、通勤/通学中の電車内で昨夜のお笑い番組をiphoneで見たり、
会社のデスクで気になるニュースを検索して視聴したりすることこそがサービスの狙いです。

決して、
テレビというデバイスで地デジのテレビ番組を見ている時間を奪う(=視聴率を下げる)ようなものではありません。

むしろ、今までテレビ番組を見ていなかったシチューエションでテレビ番組を視聴するようになります。
ガラポンTVはテレビ番組の視聴者数や視聴時間を拡大させます(=実質的な視聴率を上げる)。

時々、あらぬ誤解を受けるので、ブログで表明しておこうと思いました。

色々な立場から、色々な考え方があると思いますので、皆様のご意見をお聞かせください。

テレビとネットの近未来カンファレンス<番外編>

来る11月26日(金)、「テレビとネットの近未来カンファレンス」にプレゼンタとして参加させていただくことになりました。

世界規模でみると、GoogleやAppleというエクセレントカンパニーが相次いでテレビ番組サービスに参入しました。
国内家電業界からも、SonyのTorneやToshibaのRegzaなど革新的なサービスが続々と投入されてきています。
そして来年2011年7月、国内では4000万台のアナログテレビが映らなくなります(アナログ停波)。

Google、Apple、Sony、Toshiba、名だたる企業が相次いで新サービスを投入しだした、超激烈ヒートアップ市場である”テレビとネットの融合市場”において、ガラポンはどういった戦略を取るのか。

テレビ局、広告代理店、広告主、家電メーカー、インターネット企業、そして視聴者にとって一番良いサービスとは何なのか。

ガラポンの戦略をお話したいと思います。

ちなみにこのイベントには、メタキャストの井上さんや、神田敏晶さんに声をかけていただいて準備段階から協力してきました。
会場はKDDI WEBコミュニケーションズの山瀬さんに提供を快諾いただき、感謝しております。

残り席わずかですので、お時間ある方は是非!
https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dDhFcXlYcThrM0xic3RINWRHRUZVLWc6MQ

iphone/ipod touchを家電用ユニバーサルリモコンにする試みまとめ

iphoneユーザーであれば、家にいても、ちょくちょくiphoneを弄っていると思います。
携帯電話ユーザーは携帯電話でも同じですよね。

まさにiphoneや携帯電話は、生活に一番身近なデバイスです。

対して、今までの生活に一番身近だったデバイスは?

そう、家電製品のリモコンなんです。

考えてみると、このリモコン。
操作する機器ごとにリモコンが分かれていて、非常に面倒だと感じます。

そこで、iphoneや携帯電話をリモコンにしようとしている試みをまとめましました。

既に販売を開始した2製品(Red EYE、airemote)はWi-Fi対応の赤外線信号発信機とiphoneアプリの組み合わせで、値段が$150以上と高く、両社のホームページの更新度合いから見ても、商業的に成功しているとはいえなさそうです。
iphoneに直接ガジェットをくっつける方式は、L5 REMOTEがこれから発売とのことで値段を楽しみに待ちたいです。
ダイワの試みはホームサーバー方式なので、値段の壁があるのと、対応する家電製品が普及しなきゃ使えないので、我々が使うようになるには、まだ遠いように感じました。

複数に分散しているリモコンを1箇所にまとめるだけ、という付加価値以上のものがないと、高いお金を払ってまで買おうとは思わないかも知れませんね。
(赤外線は間に障害物があるとダメですが、Wi-Fiなら大丈夫とか、そんな小さな付加価値でなく)
既に量販店とかで2000円位で学習型マルチリモコンとかありますしね。私は買ったことないんですが、あれ、どうなんですかね?

・Red EYE

https://thinkflood.com/products/redeye/what-is-redeye/

Wifi経由で専用の赤外線デバイスをコントロールする商品。既に発売中で、気になるお値段は188$。うーん、ちょいと高い。けど、欲しい。


・Air Remote

http://www.airremote.com/

エンドウマメ程度のデバイス(下記、写真参照)を家電製品近くに置いて、赤外線通信でコントロールするそうです(他にRS232C通信にも対応)。デバイスの値段は$150。

air remote device

・ダイワハウス 住宅API+ホームサーバー
ダイワハウスが経済産業省の公募事業「平成21年度 スマートハウス実証プロジェクト」の一環にて実証実験。ホームサーバーが必要という点が敷居が高そうに感じました。

http://www.daiwahouse.co.jp/release/20100219101523.html

ダイワハウス スマートホーム

・L5 REMOTE
http://l5remote.com/
2010年2月ローンチとされているiphone/ipod touch用リモコン。
2010のCESで披露されていたそうです。以下はCEOのWade McNary氏のインタビュー。期待して見ていても利用シーンは見えません。
iphone/ipod touchのドックポートに専用のハードウェアを差し込んで利用します。

インタビュームービー


・UiRemote

トロント大学の学生チームが開発したiphone/ipod touch用ユニバーサルリモコンガジェット。
非常に期待していたのですが、2009年2月に開発チームが大人の事情?で情報提供をやめています。

Engajet JAPANの記事

http://blog.iphone-studio.com/2009/01/iphoneuiremote.html

開発チームのブログ
http://uiremote.wordpress.com/

デモムービー

<<追記 3月2日AM03:07>>
こんなのもあるそうです。値段はやはり$150くらい。
http://cotoha.jp/2010/03/iridium-mobile-for-iphone.html

<<追記 3/12 14:23>>UiRemoteのようにiphoneのヘッドフォンジャックに挿入するタイプで普及価格帯のものが出るそうですRedEYEmini。ハテブで220、Twitterが481されてますね。それなりに注目度高い感じ。
http://ipodtouchlab.com/2010/03/redeye-mini-remote-control.html

テレビを見ながらチャットできるサービスまとめ

バンクーバーオリンピックが終わりました。
私はスポーツは皆でワイワイ見たいほうなので、なんとかソーシャルテレビ的に視聴できないか色々試してみたので、メモ代わりにまとめてみました。

普段からPCでテレビを見ている人にとってはニコニコ実況アプリが最強だと思います。
でも今は起業ほやほやなので、家にいることも多く、そうするとオリンピックは大画面で見たい!僕はオープンである点に惹かれてSONYのBRAVIAを買った人なので、今回はBRAVIAアプリキャスト+neltvの組み合わせが圧勝でした。
Twitterの指定ハッシュタグ指定で自動更新表示してくれるアプリキャストが出てくればいいのになと勝手に期待しています。→ウチの会社ガラポン(株)で作れ、という話でもある。。。

■PCテレビ視聴+チャット
ニコニコ実況
http://jk.nicovideo.jp/
PCでテレビ(ワンセグもOK)見ながら、ニコニコ実況アプリでテレビ映像の上にコメントをオーバーレイ表示。ニコニコ動画感覚でテレビ視聴が可能。
過去ログも掲載。SDKもあり。

Yahoo!ワンセグウィジェット(Yahoo!JAPAN)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080610/307426/
PCでワンセグ見ながら、Yahoo!メッセンジャーを介してチャット。

おしゃべりテレビ(G-mode)
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20376307,00.htm
2009年9月サービス終了。
PCでワンセグ見ながら、アバターを介してチャットできるサービス。

■BRAVIAアプリキャスト
BRAVIAアプリキャスト+neltv(2ちゃんの実況板)
http://ctlaltdel.net/neltv/
バンクーバーオリンピック中継を見るときは、ほとんど起動してました。
2ちゃんの実況板ではなくて、もう少し自助作用の働くコミュニティだったら家族にも薦められるのになぁと思います。

BRAVIAアプリキャスト+Chroll(2ちゃんの実況板)
http://h34.ifdef.jp/Chroll/
試してみたけど時間とチャンネルが合っていませんでした。残念。

2010/3/6追記
後日試してみたら、Chrollのほうがneltvよりも2chのスレッドがいっぱいになった時の次のスレッドへの移行がスムーズだし、視聴に違和感がありません。今ではテレビを見る時は大体Chroll立ち上げてテレビを観ています。

BRAVIAアプリキャスト+Twitter
http://ctlaltdel.net/tvitter/
これは現時点ではハッシュタグ指定したつぶやきだけを見るような機能がないので、テレビでオリンピックを見ながらチャットで盛り上がる的な使い方はできないのですが、そのような機能ができれば、私のスポーツ観戦時のマストアプリになると思われます。
neltvと同じくo2curryさんが作成しています。

■PCやiphone用チャット(テレビはテレビで視聴前提)
2ちゃん実況板
言わずと知れた2ちゃんのテレビ実況板。常時参加者数が多く、楽しい。
コミュニティが独特なので、いわゆる普通の人には合わない。

ツイテレ
http://twtv.jp/
Twitterでテレビ番組見ながらチャット。
Twitter=発言者が明らかなため、発言のモラルが高め。

Fast Tweet Live(Twitterの指定ハッシュタグを自動更新)
http://glucose3.com/fastweetlive/
iphone版で指定ハッシュタグのTweetをリアルタイムで表示してくれます。
PC版もあって、非常に便利なのですが(アルファブロガーアワード2009会場で使われていた)、これはまだ一般人が利用できるようにはしていないそうです。

Balloo(独自コミュニティ+2ちゃんの実況板)
http://balloo.jp/balloo/

他にもあれば、コメント欄で教えてください!

パネルディスカッション「メディア vs ブログ vs ツイッター」 アルファブロガー・アワード2009雑感

アルファブロガー・アワード2009に出席させていただきました。

http://alphabloggers.com/2009/

パネルディスカッション「メディア vs ブログ vs ツイッター」が興味深かったです。

パネリスト
● 福原伸治氏(フジテレビ)
● 小林弘人氏(インフォバーン)
● 津田大介氏(メディアジャーナリスト)

パネラー
徳力さん、いちるさん

■全体的な結論
議論の中から共通認識が得られました。フムフムと納得しながら聞きました。
・速報性のTwitter(前線基地と表現されてました)
・蓄積型のブログ(↑に対しベースキャンプと表現されていました)
・圧倒的な接触者数を誇り、瞬間的な影響力をもつテレビ(地上波放送)

■面白いと感じた点
「ブログやTwtter、USTREAMやニコ生といったネットならではのコミュニケーションベースのメディアから生まれてくる有名人について、どのような成長路線を辿るのがいいのか?」というテーマに対し、以下のような意見が出てました。

・ネットで人気になりテレビに出演するという戦略はアリ。
・Perfumeはネットから人気に火がついたが、テレビに出るようになってツマラなくなった。ゴールをテレビにするのはやめたほうがいい。
・ネットとテレビは別世界。それぞれに存在すればいい。

それらの議論を踏まえて考えてみると、例えば特定カテゴリの第一人者的なポジションを得たいような方(All Aboutのライターさんとか)は、ネット→テレビが自然な流れでしょうし、アイドルは心から応援してくれるコアなファン層のコアな欲望を満たしてこその存在でしょうから、テレビに出るために色々な制約を負ってしまうと、人によってはツマラないと感じてしまうことがあるのでしょう。
そもそも現在もネットとテレビは別世界なので、別世界として存在することは当たり前なので、どんどん混ざっていってどんなものが出てくるかが僕個人として興味があります。
放送と通信の融合って大変ですねw

あと、”テレビはコンテンツを消費する”という表現をパネリストの方がされていて印象的でした。
お笑い芸人では”一発屋”なんて表現をしますが、特定の期間だけ沢山のテレビ番組に出まくって、やがて飽きられて、全然テレビにでなくなる。
これはまさに”コンテンツを消費する”感がありますね。

数々の伝説を生み出してる芸人の江頭2:50さんは、テレビの出演回数を制限しているというのは有名な話です。(ですよね?)

では”消費されないコンテンツ”とは何でしょうか?
それは、自分(視聴者)が関与できるコンテンツなんでしょうね。
ここらへんが上にも書いたネット発の有名人的な発想になってくると思うのですが、Twitterへの自分のつぶやきが番組の構成に影響を与えるテレビ番組やUSTREAMなどのの面白さなのかと思います。視聴者からの投稿ハガキを番組内で読んだり、紅白歌合戦で投票できたりするのも、視聴者の関与度を上げる仕組みですね。
ジャニーズなどはジャニーズJrの時代から自分達が応援して育てている的な雰囲気があるので息の長い活動ができるのだと思います。

今後も、新しい形で視聴者が関与するコンテンツが生まれてくるのでしょうね。ワクワクします。(ここらへんは、ガラポンとしても積極的に支援していく分野だと決めているので、改めてブログにも書こうと思います。)

ちなみに”コンテンツを消費する”と書くと、心なしか悪い印象があります。(”消費”って部分が)
しかしながら、テレビに出演するのが仕事な人は、「テレビに出まくること=ブレークする=売れる=儲かる&モテる」ってことで、そこを目標にしているんだと思いますし、私達視聴者は引け目を感じず、テレビの前に座って芸能人が出演している番組を楽しく視聴して、面白かったら面白い、ツマンなかったらツマラナイってワイワイ言ってるのが気楽でいいですね。

と、久しぶりに早い時間に家に帰ってこれたので、テレビを見ながらブログ書いてみました。実は、僕は相変わらずブログ書くのって気が重くなるし、面倒くさいなあと思ってたりします。その点、出席させていただいたアルファブロガー・アワードにノミネートされていたブログは書くブロガーさん達は凄いなあ。。。

団塊世代の方向けiphone購入検討時のアドバイス

■iphone購入を検討している方
・年齢60代
・自宅にネットワーク環境は整っているが子供達に占有されている
・自分用にノートパソコンを買おうか迷っている
・携帯電話はDocomoで通話がメイン。たまにメールを利用
・ノートパソコン買うよりiphoneのほうがいいのでは?と考えた

この方向けにiphoneにするメリット・デメリットを整理してみたのでメモ。

■デメリット

・iphoneでインターネットのホームページ閲覧する際、Flashが表示できない
・WordとかExcelとかのファイルは閲覧はできるけど、編集ができない
・電話帳の移行が大変(http://lockstock.jugem.cc/?eid=290
・普段はパソコンなしで使えるけど、パソコンがあったほうがいい

■メリット
・iphoneの超豊富なアプリケーションが利用できる←地図で迷子にならないとか超便利

・家のインターネットプロバイダがYahoo!BBならば家-iphone間の通話料が無料
※家の電話番号がYahoo!BBで付与される050で始まる電話番号にかけた場合

以上を検討した上で、iphoneにNMPでDocomoからの乗り換えの場合、割引が効きます。