空気を読まない

人は集団生活を営む上で空気を読んだほうが、スムーズに事が運びます。

ただし、空気を読みすぎると、集団内の論理だけで行動してしまい、外部から見た場合につまらない結果となります。

例えば、私は中学時代に野球をやっておりましたが、緊張すると手が汗っぽくなり、スウィングする際にバットがすっぽ抜けそうになるため、思い切ったプレーができないことがありました。本当はグローブをすれば良かったんですが、チームメイトの誰もグローブをしてなかったし、そこまでするのは格好悪い、なんて思ってました。
目的は”打つ”ことにあるのに、集団の空気を読んで、その結果、目的を達成できなかったんです。もちろん、今となってみれば、グローブをして思い切りスイングしてもっとヒットを打っていたほうが100倍楽しかったのに、と悔やんでいます。

このように、学校生活や会社員生活でも意識せずに”空気を読んだ”行動を取り、たくさんのつまらない結果を残してきてしまったように思います。

ウチの学校ではそんなことは誰も言わないよ
ウチの会社でそんなことをしたら何を言われるか分からない
ウチの会社の上層部は絶対分かってくれない
オレは下っ端だから、まだそんな事を言える立場じゃない

集団の空気を読むと、このような考えに陥ってしまいます。
でも、これは外部から見たら、とてもとても小さな世界でしか物事を捉えられていないということなんですよね。

では小さな世界から抜け出し、広い視野を身につけるにはどうしたら良いか?
学校や会社を変える=物理的に抜け出せればいいんですが、それはそうそう頻繁にできる話ではないですよね。
そこで私は”本を読むこと”をお奨めします。
本は他者の視点を得るにあたって非常に効率が良いので。
本で得た他者からの視点で常に自分の属する集団の方向性や空気感を眺めて、時には”空気を読まない”行動になろうとも、自分の行動を決定していくほうが、長期的に見て成功する確率が高いです。

このブログエントリーは、僕の大切な友人が仕事で苦労しているという話を聞いて考えたことを書いてみました。

仕事で鬱になってしまったり、学校でイジメに悩む人、そういう人達に「今いる集団や置かれた状況なんてものは外部から見たら非常に小さな世界の話だよ」と伝えたい。
辛かったら辞めていいんだよ。あまり無理すんな。
外の世界には君が活きる場所が沢山あるんだから。

仕事や学校で”これがしたい”とか”本当はこうすればもっといいのに”という考えがあっても言えなかったり行動できない人。確かに難しいよね。僕も分かります。
でも実は同じことを考えている人っているんだぜ、絶対。
集団は個人の集まりだから、仲間を見つけよう。1人では難しいことも仲間がいれば心強いよ。僕も仲間がいるから、こうやって起業までしてる。
人生は一度きり。悔いのないようにenjoyしよう。

iphone/ipod touchを家電用ユニバーサルリモコンにする試みまとめ

iphoneユーザーであれば、家にいても、ちょくちょくiphoneを弄っていると思います。
携帯電話ユーザーは携帯電話でも同じですよね。

まさにiphoneや携帯電話は、生活に一番身近なデバイスです。

対して、今までの生活に一番身近だったデバイスは?

そう、家電製品のリモコンなんです。

考えてみると、このリモコン。
操作する機器ごとにリモコンが分かれていて、非常に面倒だと感じます。

そこで、iphoneや携帯電話をリモコンにしようとしている試みをまとめましました。

既に販売を開始した2製品(Red EYE、airemote)はWi-Fi対応の赤外線信号発信機とiphoneアプリの組み合わせで、値段が$150以上と高く、両社のホームページの更新度合いから見ても、商業的に成功しているとはいえなさそうです。
iphoneに直接ガジェットをくっつける方式は、L5 REMOTEがこれから発売とのことで値段を楽しみに待ちたいです。
ダイワの試みはホームサーバー方式なので、値段の壁があるのと、対応する家電製品が普及しなきゃ使えないので、我々が使うようになるには、まだ遠いように感じました。

複数に分散しているリモコンを1箇所にまとめるだけ、という付加価値以上のものがないと、高いお金を払ってまで買おうとは思わないかも知れませんね。
(赤外線は間に障害物があるとダメですが、Wi-Fiなら大丈夫とか、そんな小さな付加価値でなく)
既に量販店とかで2000円位で学習型マルチリモコンとかありますしね。私は買ったことないんですが、あれ、どうなんですかね?

・Red EYE

https://thinkflood.com/products/redeye/what-is-redeye/

Wifi経由で専用の赤外線デバイスをコントロールする商品。既に発売中で、気になるお値段は188$。うーん、ちょいと高い。けど、欲しい。


・Air Remote

http://www.airremote.com/

エンドウマメ程度のデバイス(下記、写真参照)を家電製品近くに置いて、赤外線通信でコントロールするそうです(他にRS232C通信にも対応)。デバイスの値段は$150。

air remote device

・ダイワハウス 住宅API+ホームサーバー
ダイワハウスが経済産業省の公募事業「平成21年度 スマートハウス実証プロジェクト」の一環にて実証実験。ホームサーバーが必要という点が敷居が高そうに感じました。

http://www.daiwahouse.co.jp/release/20100219101523.html

ダイワハウス スマートホーム

・L5 REMOTE
http://l5remote.com/
2010年2月ローンチとされているiphone/ipod touch用リモコン。
2010のCESで披露されていたそうです。以下はCEOのWade McNary氏のインタビュー。期待して見ていても利用シーンは見えません。
iphone/ipod touchのドックポートに専用のハードウェアを差し込んで利用します。

インタビュームービー


・UiRemote

トロント大学の学生チームが開発したiphone/ipod touch用ユニバーサルリモコンガジェット。
非常に期待していたのですが、2009年2月に開発チームが大人の事情?で情報提供をやめています。

Engajet JAPANの記事

http://blog.iphone-studio.com/2009/01/iphoneuiremote.html

開発チームのブログ
http://uiremote.wordpress.com/

デモムービー

<<追記 3月2日AM03:07>>
こんなのもあるそうです。値段はやはり$150くらい。
http://cotoha.jp/2010/03/iridium-mobile-for-iphone.html

<<追記 3/12 14:23>>UiRemoteのようにiphoneのヘッドフォンジャックに挿入するタイプで普及価格帯のものが出るそうですRedEYEmini。ハテブで220、Twitterが481されてますね。それなりに注目度高い感じ。
http://ipodtouchlab.com/2010/03/redeye-mini-remote-control.html

テレビを見ながらチャットできるサービスまとめ

バンクーバーオリンピックが終わりました。
私はスポーツは皆でワイワイ見たいほうなので、なんとかソーシャルテレビ的に視聴できないか色々試してみたので、メモ代わりにまとめてみました。

普段からPCでテレビを見ている人にとってはニコニコ実況アプリが最強だと思います。
でも今は起業ほやほやなので、家にいることも多く、そうするとオリンピックは大画面で見たい!僕はオープンである点に惹かれてSONYのBRAVIAを買った人なので、今回はBRAVIAアプリキャスト+neltvの組み合わせが圧勝でした。
Twitterの指定ハッシュタグ指定で自動更新表示してくれるアプリキャストが出てくればいいのになと勝手に期待しています。→ウチの会社ガラポン(株)で作れ、という話でもある。。。

■PCテレビ視聴+チャット
ニコニコ実況
http://jk.nicovideo.jp/
PCでテレビ(ワンセグもOK)見ながら、ニコニコ実況アプリでテレビ映像の上にコメントをオーバーレイ表示。ニコニコ動画感覚でテレビ視聴が可能。
過去ログも掲載。SDKもあり。

Yahoo!ワンセグウィジェット(Yahoo!JAPAN)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080610/307426/
PCでワンセグ見ながら、Yahoo!メッセンジャーを介してチャット。

おしゃべりテレビ(G-mode)
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20376307,00.htm
2009年9月サービス終了。
PCでワンセグ見ながら、アバターを介してチャットできるサービス。

■BRAVIAアプリキャスト
BRAVIAアプリキャスト+neltv(2ちゃんの実況板)
http://ctlaltdel.net/neltv/
バンクーバーオリンピック中継を見るときは、ほとんど起動してました。
2ちゃんの実況板ではなくて、もう少し自助作用の働くコミュニティだったら家族にも薦められるのになぁと思います。

BRAVIAアプリキャスト+Chroll(2ちゃんの実況板)
http://h34.ifdef.jp/Chroll/
試してみたけど時間とチャンネルが合っていませんでした。残念。

2010/3/6追記
後日試してみたら、Chrollのほうがneltvよりも2chのスレッドがいっぱいになった時の次のスレッドへの移行がスムーズだし、視聴に違和感がありません。今ではテレビを見る時は大体Chroll立ち上げてテレビを観ています。

BRAVIAアプリキャスト+Twitter
http://ctlaltdel.net/tvitter/
これは現時点ではハッシュタグ指定したつぶやきだけを見るような機能がないので、テレビでオリンピックを見ながらチャットで盛り上がる的な使い方はできないのですが、そのような機能ができれば、私のスポーツ観戦時のマストアプリになると思われます。
neltvと同じくo2curryさんが作成しています。

■PCやiphone用チャット(テレビはテレビで視聴前提)
2ちゃん実況板
言わずと知れた2ちゃんのテレビ実況板。常時参加者数が多く、楽しい。
コミュニティが独特なので、いわゆる普通の人には合わない。

ツイテレ
http://twtv.jp/
Twitterでテレビ番組見ながらチャット。
Twitter=発言者が明らかなため、発言のモラルが高め。

Fast Tweet Live(Twitterの指定ハッシュタグを自動更新)
http://glucose3.com/fastweetlive/
iphone版で指定ハッシュタグのTweetをリアルタイムで表示してくれます。
PC版もあって、非常に便利なのですが(アルファブロガーアワード2009会場で使われていた)、これはまだ一般人が利用できるようにはしていないそうです。

Balloo(独自コミュニティ+2ちゃんの実況板)
http://balloo.jp/balloo/

他にもあれば、コメント欄で教えてください!

退職後初投稿。会社や組織についての現時点での考え。

2010/9/21:退職した会社をイニシャル表記に変更しました

2010年2月末をもって5年6ヶ月勤めたY社を退職しました。

新規事業の企画職としてY入社後、中小企業向けサービス分野ではドメインやレンタルサーバー事業を、デジタルホーム分野ではテレビ向けの検索やフォトアルバムの新設、メディア分野では動画サービス立ち上げなど、他をもって代え難い貴重な経験をさせていただきました。

これまでの会社員生活と、これから経営者として歩んでいくにあたり、会社や組織について現時点での自分の考えを書いてみます。

【会社員として手がけた仕事は、会社の成果】
私はY社にて新規事業の企画&プロデュースを業務として担当していました。
会社としての信頼、人材、資金、サービスローンチ後の誘導など、自ら創業したら手に入れるまでに多大な労力を必要とするものを会社から提供してもらい事業を推進できることは、非常に恵まれていたと思います。
この恩恵を考えると、会社員として手がけた仕事は、例え当事者がどんなに頑張ったとしても、会社の成果であることは疑いようがありません。

【会社の求める仕事=自分の求める仕事→自己実現】
また、私が新卒で就職活動をしていた頃は、”仕事で自己実現する”という言葉を使って就職活動をしていました。会社の求める仕事=会社に利益を上げること=自分の求めている仕事である状態は、従業員と会社、双方がHappyな状態ですので、そのような状態を上手に設定し続ける会社は伸びていくんだなと思います。
では、そのような状態を経営者はどのように設定するのか?
人事制度や経営理念を浸透させていくとか色々あるうちの1つが組織作りだと思います。

【組織は個人の役割分担】
組織は個人で構成され、個人個人が役割分担して機能します。
適材適所、個人個人の特性にあった組織とすることで、上記のような会社と従業員の求めることが一致する状態を作り出さなければなりません。

【プロフェッショナルマインドを持った人と働きたい】
私の経験を思い返すと、自分の役割をキチンとこなし、組織の目標を共有できるチームメンバーと仕事ができることは大きな喜びでした。逆に、自分の役割から逃げて、事業環境や上司の判断やメンバーの力量などのせいにしては、楽しく仕事ができなくなります。自分の役割を認識し職務を全うしようとする人=プロフェッショナルマインドを持った人で組織を構成できるよう、一緒に働く人を選ぶ際には慎重にやっていきたいと思います。

【最後に】
私は会社員として自分のやりたいことをやらせてもらえたし、プロフェッショナルマインドを持った仲間にも恵まれて非常に有意義な会社員生活でした。
このような場を与えてくださった会社=経営陣や上司の方々に深く感謝していますし、これからは自分もそのような場を与えられる経営者になりたいと思います。

<<追記>>あれ、面白くもなんともない文章になってしまった。。。

パネルディスカッション「メディア vs ブログ vs ツイッター」 アルファブロガー・アワード2009雑感

アルファブロガー・アワード2009に出席させていただきました。

http://alphabloggers.com/2009/

パネルディスカッション「メディア vs ブログ vs ツイッター」が興味深かったです。

パネリスト
● 福原伸治氏(フジテレビ)
● 小林弘人氏(インフォバーン)
● 津田大介氏(メディアジャーナリスト)

パネラー
徳力さん、いちるさん

■全体的な結論
議論の中から共通認識が得られました。フムフムと納得しながら聞きました。
・速報性のTwitter(前線基地と表現されてました)
・蓄積型のブログ(↑に対しベースキャンプと表現されていました)
・圧倒的な接触者数を誇り、瞬間的な影響力をもつテレビ(地上波放送)

■面白いと感じた点
「ブログやTwtter、USTREAMやニコ生といったネットならではのコミュニケーションベースのメディアから生まれてくる有名人について、どのような成長路線を辿るのがいいのか?」というテーマに対し、以下のような意見が出てました。

・ネットで人気になりテレビに出演するという戦略はアリ。
・Perfumeはネットから人気に火がついたが、テレビに出るようになってツマラなくなった。ゴールをテレビにするのはやめたほうがいい。
・ネットとテレビは別世界。それぞれに存在すればいい。

それらの議論を踏まえて考えてみると、例えば特定カテゴリの第一人者的なポジションを得たいような方(All Aboutのライターさんとか)は、ネット→テレビが自然な流れでしょうし、アイドルは心から応援してくれるコアなファン層のコアな欲望を満たしてこその存在でしょうから、テレビに出るために色々な制約を負ってしまうと、人によってはツマラないと感じてしまうことがあるのでしょう。
そもそも現在もネットとテレビは別世界なので、別世界として存在することは当たり前なので、どんどん混ざっていってどんなものが出てくるかが僕個人として興味があります。
放送と通信の融合って大変ですねw

あと、”テレビはコンテンツを消費する”という表現をパネリストの方がされていて印象的でした。
お笑い芸人では”一発屋”なんて表現をしますが、特定の期間だけ沢山のテレビ番組に出まくって、やがて飽きられて、全然テレビにでなくなる。
これはまさに”コンテンツを消費する”感がありますね。

数々の伝説を生み出してる芸人の江頭2:50さんは、テレビの出演回数を制限しているというのは有名な話です。(ですよね?)

では”消費されないコンテンツ”とは何でしょうか?
それは、自分(視聴者)が関与できるコンテンツなんでしょうね。
ここらへんが上にも書いたネット発の有名人的な発想になってくると思うのですが、Twitterへの自分のつぶやきが番組の構成に影響を与えるテレビ番組やUSTREAMなどのの面白さなのかと思います。視聴者からの投稿ハガキを番組内で読んだり、紅白歌合戦で投票できたりするのも、視聴者の関与度を上げる仕組みですね。
ジャニーズなどはジャニーズJrの時代から自分達が応援して育てている的な雰囲気があるので息の長い活動ができるのだと思います。

今後も、新しい形で視聴者が関与するコンテンツが生まれてくるのでしょうね。ワクワクします。(ここらへんは、ガラポンとしても積極的に支援していく分野だと決めているので、改めてブログにも書こうと思います。)

ちなみに”コンテンツを消費する”と書くと、心なしか悪い印象があります。(”消費”って部分が)
しかしながら、テレビに出演するのが仕事な人は、「テレビに出まくること=ブレークする=売れる=儲かる&モテる」ってことで、そこを目標にしているんだと思いますし、私達視聴者は引け目を感じず、テレビの前に座って芸能人が出演している番組を楽しく視聴して、面白かったら面白い、ツマンなかったらツマラナイってワイワイ言ってるのが気楽でいいですね。

と、久しぶりに早い時間に家に帰ってこれたので、テレビを見ながらブログ書いてみました。実は、僕は相変わらずブログ書くのって気が重くなるし、面倒くさいなあと思ってたりします。その点、出席させていただいたアルファブロガー・アワードにノミネートされていたブログは書くブロガーさん達は凄いなあ。。。

団塊世代の方向けiphone購入検討時のアドバイス

■iphone購入を検討している方
・年齢60代
・自宅にネットワーク環境は整っているが子供達に占有されている
・自分用にノートパソコンを買おうか迷っている
・携帯電話はDocomoで通話がメイン。たまにメールを利用
・ノートパソコン買うよりiphoneのほうがいいのでは?と考えた

この方向けにiphoneにするメリット・デメリットを整理してみたのでメモ。

■デメリット

・iphoneでインターネットのホームページ閲覧する際、Flashが表示できない
・WordとかExcelとかのファイルは閲覧はできるけど、編集ができない
・電話帳の移行が大変(http://lockstock.jugem.cc/?eid=290
・普段はパソコンなしで使えるけど、パソコンがあったほうがいい

■メリット
・iphoneの超豊富なアプリケーションが利用できる←地図で迷子にならないとか超便利

・家のインターネットプロバイダがYahoo!BBならば家-iphone間の通話料が無料
※家の電話番号がYahoo!BBで付与される050で始まる電話番号にかけた場合

以上を検討した上で、iphoneにNMPでDocomoからの乗り換えの場合、割引が効きます。

誰かの意見の翻訳や要約ではなく、自分の意見を。志を。

前回のブログ更新から3日経った。

定期的に、しかもこうやって公にブログを公開することに慣れてなくて、構えてしまったいた。実は新製品のパブリシティ面で役に立つとか、ガラポン株式会社の社長に親近感をもってもらえればビジネスに有利とか、色々、画策しすぎて、身構えてしまっていたように思う。

実は前回のエントリ近辺で、海外のインターネットビシネスを紹介したり、国内の気になるビジネスの紹介を、当ブログでもどんどん取り上げていこうかな、なんて考えたりしてた。

でも、それは時間が経つにつれ風化していく類のものだ。

・パナソニックのLet’s Noteが流行した理由
・松下幸之助の”道をひらく”

どちらを当ブログで書いていくべきか。

私は後者のスタンスでブログを書いていきたい。
私の言葉で、現状の等身大の私の思いを、志を書いていきたい。

世の中の出来事を無視してブログを書くことは出来ないだろうし、もちろん、無視するつもりもないが、その世の中の出来事の要約や翻訳をするのではなく、むしろそれは評論家や報道屋にまかせて、私自身の視座を述べることに力を入れていきたいと思う。

予測よりも聞いたり奏でたりに時間を使う

Joi ItoとSeth GodinのQ&Aインタビュー を読んだ。

うんうん唸って思案をめぐらした挙句、あれもこれもやりたいといった総花的なサービスとなり、それまでのサンクコストが大きすぎて、あるいは組織の問題で(切り込み隊長の失敗大型案件に関するエントリーは面白い)後にも引けない。これではダメ。

やっぱり走りながら考える。サービスだったら、小さく作って体験してもらってフィードバックに耳を澄まして、次のバージョンに反映させる。小さく小さく、小まめにバージョンアップしていく。そのために組織を小さく維持し、事業を縛るものをできるだけ避ける。

今を感じ、その本質を見極めて、世間より1歩先のサービスを提供する。

こうありたいものです。

Joi ItoとSeth GodinのQ&Aインタビューより

僕の考えでは、物事というのはあまりにも複雑すぎて、何が起こるのかを合理的に予測するのは非常に難しい。やたらと考えまくるよりも、周囲で起こっていることを察知し、洞察し、素早く反応することのほうが遥かに重要だ。

自分のセンサー全てを最大感度で稼働させるには、予測したりああでもないこうでもないと言うよりも、聞いたり奏でたりするのに時間を使う必要があると思 う。そうすることで、しばしば嵐が来る前に発端となった蝶を見つけることができる。そしてなぜか直感的に「こいつがその蝶なんだ」とわかる。

テレビもネットも両方やってるが正解

M1F1総研のリサーチで、M1層F1層とも自宅で1番長い時間していることでも「インターネットをする」を上回り「テレビ番組を見る」がトップだったとのこと。

CNET 若者は“テレビ離れ”していない–M1・F1総研の調査で明らかに

一方、2009年6月の博報堂DYメディアパートナーズの調査発表では、東京都内に住む20代男性では、PCインターネットの利用時間がテレビ視聴時間を抜いた、となっていた。

CNET インターネットの利用時間、20代男性でテレビを抜く–博報堂DYメディア調査

一見すると矛盾するリサーチ結果だ。

M1F1総研のほうは東京だけでなく、関東1都3県が調査対象だからか?

いや、そうではなく、ダブルスクリーン、メディア接触が多重化している点を考慮して設問していないから、調査結果がぶれるのではないか。

というのが仮説。

仮説の裏づけはこちら。

japan internet com テレビのながら視聴、食事を抜いてインターネットがトップ

リサーチ結果をどのように判断するかは、個人の自由なので、自分の中で事実として取り込む前に、自分なりの納得感が出るように裏づけ調査するのは価値のある行為なんではないかと思った次第です。

は“テレビ離れ”していない–M1・F1総研の調査で明らかに

PS3でテレビ番組録画torne

テレビ番組録画は目下超HOTなサービス投入合戦が繰り広げられていますね。

http://pocketnews.cocolog-nifty.com/pkns/2010/01/dmmt.html

Cell RegzaのPanasonicに続いて、今度はPS3のSCEですか。

ガラポン.tvが大手とまともに戦っても勝ち目がないので、まずは小さい市場に、シンプルに核心をつくサービスを展開しようと思います。「イノベーションのジレンマ」に、大企業が小さくて参入できない市場の戦略的重要性が説かれてたのを心の拠り所にして。。。