IPv6を利用中のNTTルーター(PR500、PR400など)で手動ポート開放設定用の項目がない


下記のNTTルーター機種でIPv6を利用している場合、手動ポート開放に必要なポート開放設定ができないことがあります。
PR500MI / PR500KI / RT500MI / RT500KI / RT400MI / RT400KI / RT400NE / PR400MI / PR400KI / PR400NE / RV440MI / RV440KI / RV440NE / RTS300NE / RTS300SE / RTS300HI / PRS300NE / PRS300SE / PRS300HI / RVS340NE / RVS340SE / RVS340HI

この場合は、まず、上記ルーターに接続中のPCから下記のURLに対してアクセスしてみてください。
http://ntt.setup:8888/t/
http://192.168.1.1:8888/t/
http://192.168.1.1/t/
※上記はルーターのIPアドレスが”192.168.1.1”だった場合の例で、ルーター管理画面のIPアドレスが”192.168.0.1”や”192.168.10.1”であれば適宜置換してください。

ルーター管理画面のログインフォームが表示されたら通常のNTTルータにログインするユーザー名とパスワードでログインする事が出来ます。

ポート開放設定を行うのであれば、「IPv4設定」の「静的NAPT設定」を選択して設定を行ってください。

・変換対象プロトコル:TCP
・変換対象ポート:TVサイトネットワーク設定画面のWAN側ポート※
・宛先IPアドレス:「ガラポンTV端末のプライベートIPアドレス」
・宛先ポート:63080

設定が完了したら<こちら>のポートフォワーディング設定以降の手順に従って、ポート開放ができたか確認してください。

※NTTの制約により、WAN側ポート番号として利用できる番号が限られている場合があります。
その場合、ルーター管理画面の「IPv4設定」トップ画面に表示されている「利用可能ポート」の範囲内でガラポンTVのWAN側ポート番号を設定してください。TVサイトネットワーク設定画面にてWAN側ポート番号を任意の数値に設定できます。例)利用可能ポートとして「49776-49791」という記載があったなら、ガラポンTVサイトのネットワーク設定画面にWAN側ポート番号に「49776」と入力してください。

※「IPv4 PPPoe接続」であればポート開放設定(「静的NAPT設定」や「IPマスカレード設定」と呼称されます)が可能です。
ルーターの「接続先設定(IPv4 PPPoe)」という画面で接続可能な接続先が1件も表示されていなければ、「IPv4 PPPoe接続」ではありません。
ISP(プロバイダ)によっては、顧客に無断で「IPoE(IPv4 over IPv6)」接続設定に切り替えてしまいます。(OCNなど)そのような場合にはISPに対して「IPv4のPPPoe接続がしたい」という要求を出してください。