当ページではNTTルーター(PR400、PR500、PR600など)に対してガラポンTVへの手動ポート開放設定を行う方法を解説しています。
■はじめに
IPv4 PPPoE接続であれば確実にポート開放できますが、IPv4 over IPv6などIPv4 PPPoE以外の方式でISP接続している場合、ポート開放がうまくいかない場合が多いです。ルーター管理画面の「接続先設定(IPv4 PPPoe)」で接続先が設定されていて「接続中」というステータスであるか確認してください。
もしIPv4 PPPoEで接続中の接続がなければプロバイダ(ISP)に「IPv4 PPPoEで接続したい」と申告してください。
■サマリー
・NTTルーター(PR400、PR500、PR600など)はポート開放設定のことを「静的IPマスカレード設定」という名前で呼びます。
・NTTルーター(PR400、PR500、PR600など)は「DHCP固定割当設定」にて、ガラポンTV端末に割り当てるプライベートIPアドレスを固定化することができます。
・IPv6を利用中だと「静的IPマスカレード設定」のメニューがないことがあります。
関連ヘルプ:IPv6を利用中のNTTルーター(PR500、PR400など)で手動ポート開放設定用の項目がないを参照してください。
■手順
1)ポート番号を固定化する
ガラポンTVサイトのネットワーク設定画面にて「ガラポンTVで利用するポート番号(ガラポンTVアクセスポート)」を「手動設定」にして、ポート番号を「63080」に設定してください。
2)ガラポンTV端末のプライベートIPアドレスを固定化する
NTTルーターの管理画面より「DHCP固定割当設定」を選択し、ガラポンTV端末に対して付与されるIPアドレスを固定化してください。
MACアドレス: ガラポンTV端末のレジストリキーを2桁づつ「:」で区切った値
IPアドレス: 192.168.0.250
3)ルーターに対してポート開放設定を行う
NTTルーターの管理画面 にて、「詳細設定」–「静的IPマスカレード設定」を開いてください。
以下のエントリーを登録します。
・宛先IPアドレス:192.168.0.250(上記手順2で設定したガラポンTV端末のIPアドレス)
・変換対象プロトコル:TCP
・宛先ポート:63080(ガラポンTV六号機の固定値です。変更不可。)
・変換対象ポート:63080(上記手順1で設定したポート番号)
4)ポート開放が正常に設定できたか確認する
上記の設定が完了しましたら、ルーターやモデムなどのネットワーク機器を再起動してください。
その後、ガラポンTV端末の正面中央のボタンを長押しして、ガラポンTV端末を再起動してください。
(もし、正面中央のボタンを長押しして再起動しない場合は、本体背面のスイッチをOFF→ONしてください)
ガラポンTV端末再起動してから10分ほどおいて、
宅外からガラポンTVサイトにログインして、現在放送中の番組が視聴できていれば宅外視聴成功となります。
表示されていなければ、上記2と3のルーターの設定画面のスクリーンショットをサポートまで送付ください。